建築板金とは?
建築板金とは?
建築板金とは、金属板を
- 切削(カット・削る)
- 成形(型にはめて変形させる)
- 接合(貼り合わせる・くっつける)
- 特殊加工
- 熱処理
- 表面処理
といった方法で建築資材に加工し、住宅に取り付け、設置する工事を行うものです。
金属板の加工を行うサービスには、建築板金のほか工場板金があり、工場板金は金属板を建築資材以外のボディやパ-ツなどに加工します。金属製の建築資材にはどのようなものがあるか、以下で解説いたします。
金属板の加工を行うサービスには、建築板金のほか工場板金があり、工場板金は金属板を建築資材以外のボディやパ-ツなどに加工します。金属製の建築資材にはどのようなものがあるか、以下で解説いたします。
建築板金が使用されている住宅部材
建築板金が使用されている
住宅部材
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- 屋根
- 「瓦と言えば陶器製」そんなイメージが強いと思いますが、陶器瓦よりも薄くて軽く建物にやさしい、耐久性・耐火性にも優れているのが金属製の瓦です。
実は金属製の瓦屋根の歴史は古く、江戸時代には多くの寺社仏閣で採用されていたと言われています。
今では金属瓦、縦葺、横葺の金属製屋根材が多くの住宅で使われており、工場や倉庫では折板(せっぱん)屋根がよく見受けられます。
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- 外壁
- 外壁材と言えば、パネル形状のサイディングが真っ先に思い浮かぶと思います。
また「窯業系サイディングの住宅が多い」「外壁は新しく塗料を塗り替えてメンテナンス」などとお考えの方も多いと思いますが、実は窯業系に続き金属系サイディングが、多くの住宅で使われています。
金属製の屋根と同様に軽く、塗り替えではなく重ね張りによる美観更新も可能で、耐震性にも優れていることから、昨今リフォームを検討されるオーナー様から塗装以外の方法として注目されるようになりました。
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- 雨樋
- 屋根に降り注いだ大量の雨水を地上にスマートに流してあげることができる雨樋も、金属製のものが流通しています。
とくにガルバリウム鋼板製は、鋼板を亜鉛・アルミニウムでめっき加工したものとなりますが、亜鉛が鋼板の腐食防止、アルミニウムが腐食進行抑止の役割を果たしますので、錆びにくい素材で、おすすめです。
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- 外装
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- ・アートサイディング
- ・スパンドレル
- ・角波
- ・シーリングが無くなっている
- といった外装材を用いると、まるで近未来のような、洗練された住宅の外観を手に入れることができます。
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- ダクト
- 建物内の空調、換気、排煙の設備機器とつながっている丸型や角型の管がダクトです。
丸型のダクトはらせん状に巻かれて加工されることから「スパイラルダクト」とも呼ばれています。
ダクトはエルボ、T管、Y管といった継手(つぎて)で連結できる仕様で、建物内に基本、自由自在に配置することが可能です。
板金工事が必要な理由
板金工事が必要な理由
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建物に金属製の建築資材を用いると、
- ・建物自体が軽くなる(軽量化)
- ・軽くなって耐震性が高まる(耐震化)
- ・スキマがなくなり雨水が浸入しなくなる(耐久化)
- ・スキマがなくなり虫なども侵入しなくなる(防虫)
- ・建物全体を覆うことで内部を保護する
といったメリットがあるため現在、地震、劣化に不安があるオーナー様には、板金工事は必要不可欠な工事です。金属製の屋根材や、金属製の外壁材の導入は、軽量耐震化、劣化のリセットなどを考えるうえでマストなのです。
オーダーメイドで美しく仕上げることもできます
オーダーメイドで美しく
仕上げることもできます
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既製品の金属製建築資材のほか、独自設計・仕様の完全オリジナルのオーダーメイドも承っております。
埼玉県で「既製品では合うサイズのものがない」「世界にひとつだけしかない外観に仕上げたい」とお考えのオーナー様は、ぜひ伊藤板金に建築板金、オーダーメイドのご相談をいただけますと幸いです。